【シニア向け】定年後ピアノを始めたい!学び方のポイントとは?

大人のピアノ

定年を迎え自由に使える時間にピアノを始めてみたいけれど、実際にどれくらい弾けるようになるのか、自分に合ったピアノの始め方があるのか知りたいと思いませんか?

そこで定年後にピアノを始めようと思ったときに、始める前にチェックしておきたいポイントをいくつかお伝えします。

この記事では

  • ピアノは定年後からでも弾けるようになる?
  • タイプ別練習のメリットとデメリット
  • ピアノを始めるために準備するものは?

について解説します。

ピアノは定年後からでも弾けるようになる?

器用か不器用かの差はあれど定年後からでもピアノは弾けるようになります。

ピアノは管楽器などリードやマウスピースを使う楽器と違って指を動かせば簡単に音が出ますし、他の楽器よりも楽譜の種類も豊富です。

初心者向けに音譜が読みやすいように書かれている楽譜もありますし、なかには60代向けのピアノ楽譜もあります。

個人差はあれど誰でも楽しみながら弾けるようになります。

タイプ別練習のメリットとデメリット

定年後の自分にあったピアノ練習の仕方には3つのタイプがあります。

あなたがどのタイプであるかチェックしてみましょう。

あなたは独学タイプ?

メリットデメリット
・自宅で練習できる
・時間に縛られない
・レッスン料がかからない
・上達がわかりにくい
・ダラダラ練習しがち
・自分だけで調べる手間や時間がかかる

上達のための情報を自ら熱心に調べたり、時間をかけて根気よく指を動かす練習ができるなら独学向きと言えます。

つまり自己管理できるかが独学の決め手になります。

独学は自分に見合った教材を見つける手間や、練習につまずきそうなときネットや本を見てクリアする方法を探る手間と時間をかけなければいけません。

そもそもピアノはじっくり指を動かす作業が伴いますが、独学で習得するなら普通以上の根気とそれにかける時間を捻出していく気持ちが必要です。

ピアノ教室に通うレッスン料がかからないというメリットはありますが、すぐに諦めてしまうタイプには向きません。

ピアノ教室に通ったほうがいい?

一方でピアノ教室に通うメリットは以下の通りです。

メリットデメリット
・自ら調べる手間が省ける
・定期的に受講できる
・ムダに練習せずに済む
・人に会うことで張り合いが出る
・移動時間がかかる
・レッスン料(教材費)がかかる
・マイペースにできない
・人と接するのがが面倒な人に不向き

あなたが人と接することが苦にならなければ、ピアノ教室に通うことをおすすめします。

ピアノ教室には先生や一緒に習っている仲間もいますので、他の誰かと接することで練習にも張り合いが出るからです。

レッスン内容もマンツーマンのレッスンだけでなく、仲間同士グループレッスンをしている教室もありますし、希望次第ではシニアを対象とした発表会に参加することも可能です。

チャレンジの幅が広がり独学よりも楽しいはずです。

レッスン料など費用はかかりますが、講師から教わることで独学より楽にスピーディーに仕上がり、次回のレッスンまでの目標も立つので、長々と練習するのが苦手なタイプでも続けていけるでしょう。

人と接することで楽しく続けていけそうであればピアノ教室に通うほうが断然合っています。

オンラインレッスンってどんな感じ?

メリットデメリット
・どこでも受講可能
・自分に合った講師を選べる
・気軽に1レッスンから受講できる
・ネット環境が整っていないと出来ない
・直に習うより伝わりにくいこともある
・カメラやマイクが必要な場合もある

オンラインレッスンとは、自宅でビデオチャットシステムzoomやSkype、LINE[ビデオ通話]機能などを使用してレッスンを受講するレッスンのことです。

例えば

がおすすめです。

遠くの教室に通うのが面倒だったり、近くの教室は子供ばっかりで先生とは年齢がかけ離れていてるなど、習いたいけど二の足を踏んでいる方は、オンラインレッスンで自分に合った先生を探してみましょう。

自撮りの動画を送信することでアドバイスを受けられたり、スマートフォンがあれば場所を選ばない利便性があります。

オンラインレッスンは1回のレッスン(価格が3000円~)から気軽に受講できるメリットがあります。

一方で

  • 三脚 
  • スマホに接続する外付けマイク
  • イヤホン・ヘッドホン

の準備が必要なこともあります。

パソコンやiPadも使用すれば、鍵盤以外に楽譜を映せるので進めやすくなります。

ピアノを始めるために準備するものは?

大人の初心者がピアノを始めるには

独学教室通いオンライン
ピアノの準備
(電子ピアノ含む)
受講料
入会金
教材費
交通費
ネット環境

概ね上記○の準備が必要です。

まず鍵盤楽器が無ければ練習できませんので、ピアノ(電子ピアノ含む)の準備は必須です。

キーボードはピアノに似ていますが鍵盤にタッチするときの感覚や機能が違いますので、あまりおすすめできません。

独学であれば自分にふさわしい楽譜などを情報収集してすべて自分で購入することになりますので、教室に通うような入会金や教材費+月々の受講料はかかりませんが、教室通いとなると入会金や教材費+月々の月謝+交通費も視野に入れたほうが良いでしょう。

オンラインレッスンは交通費がかかりませんが、スムーズにレッスンが受けられるようなネットなど環境は整っていますか?

費用は教室に通って習うと同等、もしくはそれ以上かかる場合もあります。

教室によって違いがありますので始める前にあらかじめ確認しておくことが肝心です。

まとめ

以上ピアノを定年後に始めるためのチェックポイントについて解説してみました。

ポイントは以下の通りです。

  • 定年後でも充分ピアノは弾けるようになる
  • 勉強方法は独学、教室に通う、オンラインレッスンがある
  • 必ず準備が必要なのはピアノ(電子ピアノも可)

定年後にピアノを始めようと思ったら、費用がどれくらいかかるかを確認するだけでなく「自分にあった始め方のポイント」もチェックしてみてください。

鍵盤を指で鳴らすだけで音がするピアノは、定年後から始めても充分楽しんで弾ける楽器なので、自分の生活のペースや性格に合った方法で始めれば長続きし、たくさんの楽曲と出会って毎日を心豊かに過ごせるはずです。

一人一人に合った方法で楽しんで長続きすることを願っています。

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