【現役ピアノ講師監修】子供がピアノを習いたいと言い出したら?親御さんが知っておくべき費用相場と長続きのポイント3点を解説!

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最近、子供がピアノを習いたいと言っているけど

「練習大変じゃないかな」

「本当に続けられるのかな」

など本当に習わせていいのかと正直迷ってしまいませんか?

出来れば子供の「やってみたい」という気持ちを尊重してあげたいのですが予算も気になるところです。

この記事では

  • ピアノが長続きする意外な条件と親の関わり方
  • ピアノレッスンに通う前の気になる予算のこと
  • お試しレッスンで相性の良い教室を探しましょう!

など、ピアノを始める前に親御さんが知っておきたいについて解説します。

ピアノが長続きさせるコツと親の関わり方

子供が「ピアノを習いたい!」と目を輝かせるのは嬉しい反面「本当に続くかな?」という親の不安は当然です。

でも長続きの秘訣は意外とシンプルで簡単なことです。

ピアノを長続きさせる秘訣は、単純に親も子供と一緒にピアノを楽しむことなのです。

ここでは先ず

  • 完璧に弾けるようになるを目指さない方が長続き
  • 「弾ける楽しさ」が長続きへ!毎日ちょこっと習慣
  • 親が避けるべき思考

について説明します。

完璧に弾けるようになるを目指さない方が長続き

ピアノの長続きには、低いハードル(課題)を何度もちょこちょこクリアしていくのが理想です。

例えばですが、毎回完璧にスラスラと弾くほど気張らないほうがかえって気楽です。

また親の過度の期待は子供のプレッシャーに繋がりかねません。

ピアノと長く付き合うには、子供自身が練習のモチベーションを維持できるよう「ピアノ好き」に導くことです。

親が子供の練習に興味を示し「この曲のここが好き」「上手に弾けたところがあった」という目線さえあれば大丈夫!

親御さんが「地道な成長」に焦点を当てて気長に続くようサポートしましょう。

ピアノを通して子供の自己肯定感を育くめたら良いですね。

「弾ける楽しさ」が長続きへ!毎日ちょこっと習慣

ピアノは弾けるようになればなるほど楽しいものです。

少しだけ高めのハードルを乗り越えて弾けた時には、さらに気分も上々になります!

そのために毎日、短時間でもいいので子供に「練習グセ」をつけさせましょう。

今日が昨日よりほんの少しでも向上していれば「弾けてきた!」と感じて楽しくなります。

習っている課題以外でもいいので、弾く時間を決めて毎日ピアノに向かわせるように促してください。

コツは時々褒めてあげることです。

親にとってはなかなか根気のいることですが、ピアノの楽しさを味わえるようになるポイントですので是非練習を習慣化させてください。

親が避けるべき思考

親は様々な「どうしよう…」を考えがちですが、これらのネガティブ思考が子供の気持ちに影響し、やる気を損ねることがあります。

ネガティブな考えが出てきたら時には、出来るだけポジティブな視点に変えてみるのが効果的です。

例えば

ネガティブな感情ポジティブに変換
「完璧に弾けなかったらどうしよう」 「気長に待とう、だんだんと上手になる」
「難しくなったら練習しなくなり挫折しそう」「難しいところが少しでも弾けたら、すごいこと!」
「すぐ飽きそう」「飽きた時こそ、親が一緒に楽しむきっかけを作ろう」

など、子供に接する側の気分をなるべく落とさないように工夫しましょう。

ピアノレッスンに通う前の気になる予算のこと

ピアノレッスンにかかる費用は、どこでも一律ではなく

  • 教室の種類や形態
  • 地域
  • レベル

によって幅があります。

実際にかかる費用や進級後の料金変動についても入会前にしっかり確認しましょう。

参考までに以下の4つの項目をチェックしてみてください。

レッスン料金について

ピアノのレッスン料は全国一律ではありませんので、各教室の方針によって大きく異なります。

参考までに

教室の種類・形態月謝の目安 (月4回・30分の場合)特徴
個人経営の教室6,000円〜12,000円程度講師と一対一で、指導内容やスケジュールが比較的柔軟。講師の自宅などで開かれていることが多い。
大手音楽教室 (ヤマハ・カワイなど)8,000円〜15,000円程度独自のカリキュラムがある。レベルアップで月謝が上がる場合もある。
グループレッスン (大手教室など)5,000円〜8,000円程度マンツーマンのレッスンではなく、グループで行うため安価な場合が多い。
オンラインレッスン5,000円〜10,000円程度通学の手間がなく、比較的リーズナブル。

を考えたほうが良いです。

※レッスン時間(30分、45分、60分)や回数(年間40回、月3回など)によって料金は変動します。

またレベルに準じて高くなる傾向があります。

初期費用・その他の費用

月謝以外にも、習い始めや定期的に発生する費用があります。

例えば

費用の種類相場の目安備考
入会金5,000円〜10,000円程度 教室によっては無料のキャンペーンを行っていることもあります。
施設費・管理費月1,000円〜3,000円程度大手教室で月謝とは別に徴収されることが多いです。個人教室ではかからない場合もあります。
教材費(楽譜代)年間数千円〜1万円程度使う教本や楽譜によって変わります。
発表会参加費10,000円〜30,000円程度 (年1回程度)発表会の規模や会場によります。別途、衣装代などもかかることがあります。
コンクール・グレード試験数千円〜数万円参加は任意ですが、希望する場合は費用が発生します。

などです。

自宅の練習環境(ピアノ本体の費用)

ピアノレッスンを始めるにあたり、自宅での練習用にピアノを用意する必要があります。

ピアノの種類には

種類価格の目安特徴と維持費
電子ピアノ5万円〜20万円程度音量調節が可能で調律が不要。マンションなど住宅環境に配慮が必要な場合に適しています。
アップライトピアノ40万円〜100万円以上 (中古もあり)生の音とタッチで、より本格的な練習ができます。調律費が年1回10,000円〜20,000円程度かかります。
グランドピアノ100万円以上専門的な練習向けです。設置場所の確保や調律が必須です。

があります。

環境に応じて家に合ったものを選ぶと良いでしょう。

お試しレッスンで相性の良い教室を探しましょう!

ピアノのお試しレッスンは子供の反応と先生との相性を確認する絶好の機会です。

ピアノは楽しそうなイメージで始めるお子さんが多い一方で、習い事として続けるには当然ながらモチベーションの維持が課題となります。

やる気が落ちてしまうことも少なくありません。

だからこそ実際にレッスンを体験し、

  • 子供がその雰囲気に馴染めるか
  • 先生との相性

を観察してください。

ピアノが長続きするかどうかは先生との相性が大きく影響します。

子供が先生の指導に自然に乗れて、楽しくコミュニケーションが取れているかをじっくり観察してみましょう。

まずはご自宅から通える範囲で体験レッスンを受けられる教室を探してみましょう。

まとめ

子供が目を輝かせて「ピアノを習いたい!」と言った時、親御さんの「本当に続くかな?」「費用はどれくらい?」などの不安は解消されましたか?

ピアノを長続きさせる鍵は「完璧を目指さず子供と一緒に楽しむ」という親の関わり方です。

また予算については月謝だけでなく、発表会費用や自宅用のピアノ本体(電子ピアノまたはアップライト)の費用も事前に確認が必要です。

長続きに大きく影響する先生との相性も大切ですので、体験レッスンをぜひ受けてみてくださいね

この記事がこれから子供にピアノを習わせようとしている親御さんのお役に立てますように!

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